オケゲム「世俗音楽全集」を聴く
ロンドン中世アンサンブルの描く豊穣な世界 このところ何度か繰り返して聴いていた音盤がこのオケゲムです。「世俗音楽全集」と題された二枚組の音盤。なかなかに聴き応えがありました。 オケゲム「世俗音楽全集」ロンドン中世アンサン...
ロンドン中世アンサンブルの描く豊穣な世界 このところ何度か繰り返して聴いていた音盤がこのオケゲムです。「世俗音楽全集」と題された二枚組の音盤。なかなかに聴き応えがありました。 オケゲム「世俗音楽全集」ロンドン中世アンサン...
美人ジャケット盤は演奏も素晴らしい 美人なお姉さんがジャケットを飾っている音盤を見ると、つい買ってしまいます。本盤もかなり前から狙っていたのですが、気づいたら入手困難、ようやく中古盤で見つけることができました。2004年...
ヘンデルの魅力にどっぷりと浸ることができる ヘンデル作品主題目録番号HWVは、ジャンル別に割り振られているものであり、その作品世界を把握するのに便利です。357から379まではソロ・ソナタ、つまり独奏楽器と通奏低音のため...
その素朴な響きは吟遊詩人の世界 クラシック音楽の室内楽といえば、ピアノやヴァイオリン、チェロといったあたりをイメージするのですが、バロック音楽の場合は「何でもあり」の感があります。この一枚は、キタローネ、ヴィオラ・ダ・ガ...
ラテン系の血を前面に押し出したような バロック・ヴァイオリンの新星リナ・トゥール・ボネ。以前ベートーヴェンのクロイツェル・ソナタのあまりの激しさに魅了され、彼女の録音を買いあさりました。この一組も魅力的です。コレッリのヴ...
それらは素朴でありながら野趣に溢れた音色 「カルミナ・ブラーナ」といえば、今日ではもっぱらカール・オルフの作曲した世俗カンタータの方を指すのですが、そのもととなっているのはこの南ドイツ・バイエルン州にあるベネディクト会の...
ウエルガス・アンサンブルの描く「静かな春」 古楽の世界には、名前も知らない作曲家の魅力ある作品がまだまだ数多く存在しています。今日の音盤は1528年生まれ(1600年没)のフランドル楽派の作曲家、クロード・ル・ジュヌ。ウ...
シンプルで素敵なラモーの一幕オペラ 以前DHM-BOXに収録されているラモーの歌劇「イポリートとアリシー」組曲(管弦楽組曲)を取り上げましたが、それ以外にも2枚のラモー作品が収録されています。今日の一枚は、バレエ付きオペ...
少年合唱の美しさの極みがここにある 「音盤は愉し」と自ら掲げたサイトに、音盤以外のものを取り上げるのには迷いがあります。でも、「音盤」として入手困難なものが増えている以上、ストリーミングを無視することはできません。「Am...
その絶妙な芸術的センスには驚嘆するしかない ショパンのワルツ集といえば、リパッティの1950年のスタジオ録音盤が伝説的名盤として君臨しています。私も好きなのですが、繰り返し聴くとなると躊躇してしまいます。何度も聴きたくな...